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スポンサー広告謎のカユカユ、始まる(1)
去勢手術と病気の記録これでしばらく、通院することはないだろうと
ほっと一安心していたのです……
が…!
それから、1ヵ月後くらいでしょうか。
ルーパスが、やたらと耳のあたりを
かゆがるようになったのです。
暇さえあれば、後ろ足でひっかいています。
どうしたんだろう……?
ひっかいた部分は赤くなって
皮膚が傷ついてしまっています。
ちなみに、かゆがっている以外、
ルーパスはいたって元気そのもの。
ちょうど、その頃、ルーパスを
美容室へ連れていきました。
トリミングが終わって、迎えに来た私に
トリマーのお姉さんがこう言ったのです。
「ルーパスくん、皮膚の状態が良くないですね……」
「そうなんですよ、最近かゆがってて……
私も気になってたんですけど」
「これは……かかりつけの病院で
一度診てもらったほうがいいと思います」
やっぱり……!
病院へ連れていかなきゃ……!
私がこの時点で、気になっていたのは
ノミとダニでした。当時、ノミ・ダニ予防のお薬を
やっていなかったので、不安に思っていたのです。
さっそく、病院に連れていくと
その日診察してくれたのは、二十代の若い女の先生。
この先生に診てもらうのは初めてです。
ルーパスが耳のあたりをかゆがっていること
ひっかいた皮膚が赤く、傷ついてしまっていること
などを、説明します。先生は、うん、うん、と
うなずきながら私の話を聞いています。
「ダニとか、ノミの可能性はあるでしょうか?」
私は気になっていたことを聞いてみました。
「そうですね……。調べてみましょう」と、先生。
さっそく、耳のあたりの皮膚をこすりとって
調べてもらいました。
結果は……異常なし。
ダニもノミもいないようです。
組織球腫のときと同じように、粉末状のお薬をもらい
様子を見ることになりました。
でも、お薬を飲ませていても
ルーパスのカユカユは全く治まりません。
だんだん、ひどくなっているような気がします……。
1週間後、再び病院へ連れていきました。
今回診てくれるのは、二十代の若い男の先生です。
「ルーパスくんは去勢手術をしたので
ホルモンのバランスが崩れているのかもしれませんね」
これって……組織球腫が発覚する前に
言われたのと、ほとんど同じセリフです。
病院へ行っても、はっきりとした病名がわからず
徹底的に調べてくれる様子もない……。
院長先生にはなかなか診てもらえないし
診察はいつも新米先生……。
組織球腫のときのように
1ヶ月も病名がわからないまま、通院し
院長先生に診てもらって、病名がわかったときは
病気がかなり進行していた……なんて
状況になっては困ります。
この病院は患者さんも多く、評判もいいけれど
院長先生に診てもらえなければ……
意味がないのです。
私は、病院を変えることを考えていました。

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